転職活動って、どうやって進めていけばいいの?
転職活動は次のように進めていきます。
準備→求人応募→書類選考→面接→内定→入社
これを上手に進めていくためには、転職エージェントを活用することが必要不可欠です!
こんにちは、一級建築士のサラケン(@saraken_arc)です!
この記事では転職が初めての方に向けて、転職エージェントを活用しながら進める転職活動のロードマップとして、各ステップごとに解説していきたいと思います。
- 転職活動の流れを把握〜目標期間決め
- 転職サイトに登録〜応募する求人を選択
- 求人に応募〜最終面接
- 内定の承諾〜入社
ちなみに今回ご紹介する進め方を実践した僕の転職活動期間は4ヶ月でした。
「今すぐ会社をやめて転職しないとストレスで倒れそう…」
もしあなたが今こんな状況なのだとしたら、「STEP6:転職エージェントに登録する」から今すぐスタートしてください!

僕が実際に使って良かった転職エージェントを上の記事で紹介しているので、まずはこれらに登録して会社から抜け出す一歩を踏み出しましょう。
- サラリーマンの住宅設計士を10年以上継続中
- ココナラ間取り作成の副業で月収20万円を達成
- 転職を2回経験(二級建築士で転職1回、一級建築士で転職1回)
- 転職で年収200万円UP、年間休日20日UP、残業月20時間削減
それでは、本題にいきましょう!
転職活動の流れを把握〜目標期間決め

STEP1:転職活動の流れを把握する
今まさにこの記事を読んで実行できているので、このまま最後まで読み進めていけば完了です。
読み終わったらSTEP1にもう一度戻って、一つずつ実行していきましょう。
各ステップごとに具体的に何をすればいいのかを解説した参考記事を用意しているので、あまり迷わずに進めていくことができると思います。
STEP2:転職活動のゴールを設定する
突然ですが、あなたはどうして転職をしたいと思いましたか?
- 年収を上げたいから
- 残業を減らしたいから
- 休日を増やしたいから
これらのような漠然とした思いを具体化することで、転職活動のゴールを設定することができます。
最初にこの作業を行なっておくことで、途中で軸がぶれてしまい転職活動がダラダラと長引いてしまうような状況を未然に防ぐことができます。

STEP3:転職活動の目標期間を決める
目標期間を決めて集中して行うことでモチベーションを保つことができます。
ちなみに転職活動の期間はおおよそ3〜6ヶ月と言われています。
転職活動に費やせそうな時間を考えて、あなた自身の目標期間を決めましょう。
転職サイトに登録〜応募する求人を選択

STEP 4:転職サイトに登録する
転職サイトで求人を見る前に、アカウント登録をしておきましょう。
登録することでお気に入り登録した求人を振り返ったり、あなたの希望条件に合った新着求人をメールなどでいち早く知ることができます。
ポイントは、複数の転職サイトに登録すること。
転職サイトによって扱う求人が異なるため、複数の転職サイトに登録しておくことで求人を見落としてしまうリスクを減らしましょう。
STEP 5:転職サイトで求人を探す
登録した転職サイトで求人を検索しましょう。
その際にSTEP1で設定しておいた「転職活動のゴール」を参考にします。
検索して出てきた求人で少しでも興味のあるものは迷わずお気に入りに登録です。
STEP6:転職エージェントに登録する
求人のお気に入り登録が終わっても、まだ応募(エントリー)はしません。
次は転職エージェントへのアカウント登録です。
- 各社で提案してくれる求人が異なる
- 担当の専任アドバイザーと相性が合わない可能性もある
こういった理由で、転職エージェントについても複数の登録がおすすめです。


STEP7:専任アドバイザーと面談する
転職エージェントにアカウント登録すると、1人の専任アドバイザーがあなたの転職活動のサポート役として担当してくれます。
まずは専任アドバイザーに転職の希望条件などをヒアリングしてもらう流れとなります。
ヒアリングは電話かWEB面談になることが多いので、登録した複数の転職エージェントがすべて同時並行となるように日程調整をしましょう。
STEP8:自己分析をする
ヒアリングが終わると、あなたが伝えた希望条件などを元に求人を探してくれます。
求人を紹介してくれるまで少し時間が空くと思うので、その間を利用して自己分析を行いましょう。
自己分析ツールを活用して効率的に終わらせましょう。
STEP9:職務経歴書・履歴書・ポートフォリオを作成する
自己分析の結果を参考にしながら職務経歴書と履歴書を作成します。
求人への応募でポートフォリオの提出を求められる機会は少ないです。
それでも予め作成して常備することで、例えば面接時に「どんな建物を設計してきたのか」という質問をされても、言葉だけでなく視覚的に伝えることができます。
こういったアピールチャンスを掴むためにも事前に作っておくことをおすすめします。
ポートフォリオとは?
過去に作成した手描きプラン、CAD図面、CGパース、施工写真、などを見やすくまとめた資料のこと。自分が行ってきた業務内容やスキルを伝えるために使います。
STEP10:応募書類を専任アドバイザーに添削してもらう
作成した職務経歴書、履歴書、ポートフォリオを専任アドバイザーに見てもらいアドバイスをもらいましょう。
ただし、会社や担当者によっては添削を受け付けてくれない場合もあるので注意が必要です。
転職エージェントのサポート自体は基本的に無料でやってくれていることなので、「アドバイスしてもらうことはできますか?」という姿勢であることが大切。
もし断られたとしても素直に受け入れましょう。
STEP11:応募する求人を選ぶ
- 転職サイトでお気に入り登録しておいた求人
- 専任アドバイザーが提案してくれた求人
これらの中から応募(エントリー)する求人を選びます。
迷ってしまう場合は、
「もし内定をもらえた企業がここだけだったとしても入社する意思はあるか?」
という基準で選ぶことをおすすめします。
興味はあるけれど実際に入社するかは悩んでしまうかも、といった求人は応募しても時間が無駄になってしまうので選ばないようにしましょう。
求人に応募〜最終面接

STEP12:求人に応募エントリーをする
求人を選ぶことができたら、専任アドバイザーにどの求人へ応募するかを伝えます。
このように転職エージェント経由で応募することが重要なので、特に「転職サイトでお気に入り登録しておいた求人」は転職サイトから直接応募ボタンを押してしまわないように注意してください。
専任アドバイザーが提案してくれた求人以外で応募したいものがある場合は、専任アドバイザーにその旨を伝えて転職エージェント経由の応募となるようにしましょう。
応募の意思を伝える際、書類選考に必要な資料を提出する必要があるので、この時までに職務経歴書などの修正を終わらせてください。
STEP13:企業研究をする
求人に応募してから書類選考結果が届くまでの時間を利用して、企業研究を進めておきましょう。
面接でスムーズに受け答えするために必ずやっておくべきことです。
- 求人票の内容にじっくり目を通す
- 企業のホームページを閲覧
- 就活口コミサイトを参考にする
- その企業に勤めている知人から情報収集
- 建築士資格学校の人に聞く
企業の良いところだけでなく、悪いところもメモしておきましょう。
「悪いところを踏まえて考え直したら入社したい意思がなくなった」
という気づきがあれば早めに選考自体をすることも可能です。
STEP14:面接での回答を用意する
特に「面接でよく聞かれる質問」に対しては回答を準備しておきましょう。
例えば次のような質問があります。
- 自己紹介をしてください
- 職務経歴を教えてください
- なぜ弊社を志望しているのですか?
- 同時に他の企業へも応募していますか?
- 弊社はその中で何番目ですか?
ワードやエクセルなどに台本として書いて、それを専任アドバイザーに見てもらいましょう。
台本はクラウド保存して面接直前にスマホから確認できるようにしておくといいです。
STEP15:面接のロールプレイング練習をする
台本を元に面接のロールプレイング練習を行います。
最初は一人で練習して、台本を見なくても話せるようになったら面接官役を誰かにお願いしましょう。
可能であれば専任アドバイザーにお願いして、WEB面談で練習に付き合ってもらいましょう。
- 表情が固くて印象が良くない
- 話が長い、わかりづらい
- 鼻を触る癖が見ていて気になる
例えばこのように自分では気づくことができない客観的な意見をもらうことができます。
もし誰にもお願いすることができない場合は、スマホで練習の動画を撮ったり、鏡に向かって話したり工夫するといいですよ。
STEP16:面接を受ける
面接前日までに持ち物は揃えておきましょう。
面接当日は早めに出発して、約束の1時間前には会場近くのカフェなどで待機することをおすすめします。
そうすることで約束時間が近づくまでイメージトレーニングに集中することができるはずです。
内定の承諾〜入社

STEP17:入社したい企業の内定を承諾する
最終面接の選考を通過すると内定通知が届きます。
内定通知書には入社予定日、配属先、給与などの労働条件が書かれています。
複数の企業から内定をもらえた場合はこれらの条件を見比べて、専任アドバイザーに希望の入社先を伝えます。
入社意思を企業に伝えた後のキャンセルはできないので慎重に。
提示された勤務先や給与に不満がある場合は、企業と交渉してもらえないか専任アドバイザーに相談してみましょう。
STEP18:退職手続きをする
内定承諾して入社先が決まったら、現在務めている会社の退職手続きを行います。
まずは退職希望日の1ヶ月前までを目安に退職届を提出しましょう。
自分が働いている部署や担当している物件の関係者には速やかに退職することを伝えて、業務の引き継ぎがスムーズとなるように動きます。
退職予定日が決まったら専任アドバイザーと入社先の人事担当に忘れずに伝えましょう。
STEP19:入社準備をする
入社する企業の人事担当と直接連絡を取り合って入社の段取りをします。
書類提出などはできるだけ早く行いましょう。
「入社当日はどんな服装でいけばいいんだろう?」
など疑問があれば事前に聞いておくと安心ですね。
STEP20:入社する
- 自己紹介
- 貸与パソコンの初期設定
- 配属先事務所内の案内を受ける
- 仕事内容の説明を聞く
入社当日にやることはあまりなく、こんな感じだと思います。
そんな中もし機会があれば上司や席が近い人とランチをしましょう。
まずはそうやって少しずつコミュニケーションをとって、自分にとって居心地の良い環境となるように行動できるといいですね。
一歩ずつ前進していき、新たな職場での自己成長を楽しみましょう!
まとめ:転職活動のステップを1つずつ進めていこう!

最後にもう一度、転職の進め方を復習しておきましょう!
- 転職活動の流れを把握する
- 転職活動のゴールを設定する
- 転職活動の目標期間を決める
- 転職サイトに登録する
- 転職サイトで求人を探す
- 転職エージェントに登録する
- 専任アドバイザーと面談する
- 自己分析をする
- 職務経歴書・履歴書・ポートフォリオを作成する
- 応募書類を専任アドバイザーに添削してもらう
- 応募する求人を選ぶ
- 求人に応募エントリーする
- 企業研究をする
- 面接での回答を用意する
- 面接のロールプレイング練習をする
- 面接を受ける
- 入社したい企業の内定を承諾する
- 退職手続きをする
- 入社準備をする
- 入社する
ここまで読み終えたらSTEP1は完了です。
次はSTEP2を実行してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!