住宅設計士の転職

【住宅設計士の転職】転職活動で最初にやるべき3つの準備を解説!

悩む設計士

転職って、まずは何から始めたらいいの?

サラケン

まずは、転職のゴールを設定することが大切だよ!

そして、転職活動の期間と流れを把握することが転職を成功させる近道なんだ!

今回の記事では、これらの内容を具体的に解説していきます!

本記事の内容
  1. 転職のゴールを設定しよう
  2. 転職活動の期間を決めよう
  3. 転職活動の流れを把握しよう

こんにちは、一級建築士のサラケン(@saraken_arc)です!

本題に入る前に僕の自己紹介をさせてください。

サラケンの経歴
  • サラリーマンの住宅設計士を10年以上継続
  • 転職を2回経験(二級建築士で転職1回、一級建築士で転職1回)
  • 第一希望の会社に入社(残業が減り、休日が増え、年収200万円以上UP

僕も初めて転職活動をした時は同じような悩みを持っていました。

そんな当時の自分へアドバイスするつもりで、できるだけわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

それでは、本題に入っていきましょう!

転職のゴールを設定しよう

本格的な転職活動を始める前に、ゴールを決めておきましょう。

転職のゴールを最初に定めておくことで、そこへ到達するための道のりが見えてきます。

道のりが把握できていれば、途中で分かれ道に遭遇しても悩まずに進むことができます。

サラケン

それでは、一緒にゴールを設定していきましょう!

「なぜ転職をしようと思ったか?」を書き出してみよう

悩む設計士

いきなりゴールを設定しろって言われても難しいなぁ。

サラケン

それなら、転職をしようと思ったきっかけを書き出してみるといいよ!

ちなみに、僕が当時書き出していた内容はこんな感じです。

  • 給料を増やしたい(だから転職しようと思った)
  • 残業を減らしたい(だから転職しようと思った)
  • 休日を増やしたい(だから転職しようと思った)

さらに、それぞれの詳しい理由も書き加えるとベターです。

  • 給料を増やしたい→理由:旅行や外食などできる余裕がほしい、子育てでお金が足りるか心配
  • 残業を減らしたい→理由:残業が多くて病んでしまった経験がある、家族との時間を増やしたい、副業にも挑戦していきたい
  • 休日を増やしたい→理由:家族と出かける機会を多くしたい、自分の趣味にも時間を充てたい

理由も添えることで「職務経歴書の作成」や「企業との面接」など、後々のタイミングでも役に立ってきます。

できるだけ具体的に書いておきましょう。

具体的な数字を決めよう

悩む設計士

具体的な数字を決めるってどういうこと?

サラケン

さっき書き出した「転職する理由」をより具体化するイメージだよ!

  • 給料を増やしたい→1ヶ月の手取りを5万円以上増やしたい
  • 残業を減らしたい→遅くても20時には帰宅したい
  • 休日を増やしたい→祝日も定休日(具体的なら数字以外もOK)

あとは、これらをそのまま「転職のゴール」にしてしまいましょう。

  • 月給の手取りが5万円以上多い企業に入社する
  • 20時には帰宅できる勤務地&残業時間の企業に入社する
  • 完全週休2日制&祝日定休の企業に入社する

ここで決めたゴールは、転職サイトで求人を探す時の目安にしたり、複数の内定から入社先を決める時の判断材料にすることができます。

忘れないためにも、スマホやメモ帳などに必ず書き残しておきましょう。

ゴールの優先順位を定める

悩む設計士

どうして優先順位をつけた方がいいの?

サラケン

条件が異なる企業を比べるときの指標になるからだよ!

試しに先ほどのゴールに優先順位をつけてみましょう。

  1. 月給の手取りが5万円以上多い企業に入社する
  2. 20時には帰宅できる勤務地&残業時間の企業に入社する
  3. 完全週休2日制&祝日定休の企業に入社する

優先順位を①>②>③とします。

そこで例えば、A社とB社で迷っている場面を想定します。

  • A社:月給の手取りが5万円増える(ゴール①達成)/完全週休2日制だけど祝日は休みじゃない(ゴール②未達)
  • B社:月給の手取りは今と同じ(ゴール①未達)/完全週休2日制で祝日も休み(ゴール②達成)

この場合は優先順位が高いゴール①をクリアしているA社を選ぶことになります。

転職活動では、このように比較してどちらかを選ばなければならない場面が多々あります。

優先順位が定まっていないと、その場その場で感じたことなどを頼りに判断してしまい、転職を始めた当初の目的とは異なる会社に内定承諾、なんて事態も考えられます。

転職活動を本格的に始める前の冷静な今だからこそ、じっくりと時間を使って優先順位を固めておきましょう。

転職活動の期間を決めよう

悩む設計士

転職活動の期間ってどのくらいかかるんだろう…

サラケン

平均的な転職活動期間は3〜6ヶ月程度といわれているよ!

僕の場合、転職活動で4ヶ月くらいかかりました。

各工程でやること所用期間(目安)
・転職ゴール設定
・転職サイト登録
・求人検索
・転職エージェント登録
・専任アドバイザーと面談
など
0.5ヶ月
・求人応募
・書類選考
・面接
など
2.0ヶ月
・内定承諾
・退職手続き
・入社手続き
など
1.5ヶ月

これらを参考にして、転職活動期間をざっくりと決めておきましょう。

逆にもし期間を決めなかったとしたら、いつまでも求人を探し続けて本格的に転職活動をスタートできない状態などに陥ってしまう可能性があります。

そうならないためにも、目安の期間を定めておくといいですね。

転職活動の流れを把握しよう

最後に転職活動の流れを把握しておきましょう。

あらかじめ全体的なフローを知っておくことで、次の動きを意識しながら行動することができるので効率が良くなります。

転職活動の流れ
  1. 転職のゴールを設定する(本記事で解説済み)
  2. 転職活動の期間を決める(本記事で解説済み)
  3. 転職活動の流れを把握する(本記事で解説済み)
  4. 転職サイトに登録する
  5. 求人を検索してお気に入りを見つける
  6. 転職エージェントに登録する
  7. 専任アドバイザーと面談する
  8. 診断サイトに登録して強みや性格について把握する
  9. 職務経歴書・履歴書・ポートフォリオを準備する
  10. 上記書類を専任アドバイザーに添削してもらう
  11. 提案された求人とお気に入り登録しておいた求人を精査する
  12. 最終的に気に入った企業に求人応募(エントリー)する
  13. 応募した企業について研究する
  14. 面接での質問を想定して回答を準備する
  15. 面接のロールプレイング練習
  16. 面接を受ける
  17. 入社したい企業の内定を承諾する
  18. 退職
  19. 入社準備
  20. 入社
悩む設計士

①〜③は今回の記事を読んで実行すればOKですね!

サラケン

そのあとは『④転職サイトに登録する』から順番にやっていこう!

『④転職サイトに登録する』以降はこちらで詳しく解説しています↓

まとめ:転職活動でまず最初にやるべきこと

転職活動でまず最初にやるべきことについて、もう一度おさらいしましょう。

  1. 転職のゴールを設定する(転職の理由を具体化して優先順位を決める)
  2. 転職活動の期間を決める(目安は3〜6ヶ月)
  3. 転職活動の流れを把握する(本記事の次は『転職サイトに登録する』)

大切なのは、本記事を読んでそのままにしないことです。

再び記事の内容を読み返しながら、やるべきことを着実に終わらせていきましょう!

サラケン

最後まで読んでいただきありがとうございました!

本記事の内容を実行できた方は、ぜひ次の記事へ進んでみてください!

ABOUT ME
サラケン
サラリーマンの住宅設計士です。「残業が多い。休みが少ない。なのに給料が低い。」こんな状態から脱出したいと一念発起し、20代のほとんどを資格や副業に捧げてきました。努力の甲斐あって、これらの実績が認められ転職に大成功。「残業が少ない。休みが多い。しかも給料が高い。」を実現しました。夢のマイホーム建築に向けて、子育てを楽しみながら新たな副業に挑戦しています。

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